味の素社は、昨年から自社通販サイトで発売した炊飯器専用調理料「白米どうぞ」の累計食数が10か月で100万食を突破し、今年2月から全国のスーパーやドラッグストア、調剤薬局等でも販売を開始した。そこで全国発売と累計100万食突破を記念して24日、ダチョウ倶楽部を招き、トークショー「目隠しチャレンジ」及び試食会を行った。
「白米どうぞ」は、炊飯器にお米と水の量に合わせて商品を入れ、2~3回混ぜるだけで無理なく糖質ケアができる画期的な商品。酵素の働きで、白米のでんぷんが分解されにくい構造になるため、糖質の吸収が穏やかになる原理を活用。白米のGI値に着目し、酵素研究による知見を活用して開発された(特許申請中)。
竹澤拓也新領域グループマネージャーによると、購入者の7割がリピート購入であり、使い方が簡単なうえに、ありそうでなかった商品として評価されたことが累計100万食突破に至ったと言う。開発に9年かかったとされる同品。糖質ケアとおいしさを両立させ、お米のおいしさや見た目、香り、食感は変わらないだけに、まさに「白米革命」の商品と言える。
同社によると、全国発売に先立ち、糖質ケアに関する意識調査(20~60代の男女約1000人)を行った結果、「糖質ケアが気になる人は全体の57.3%」「十分な糖質ケアができている人は33.9%」「十分な糖質ケアができていない人は61.6%」「糖質ケアを気にしていない人は50、60代以上の男性の約半数」などが明らかになった。しかも年齢が高い人ほど意識も高いと思われていたが、20代の若い人のほうが意識が高いことが判明した。
トークショーでは、ダチョウ倶楽部の肥後克広氏が、グルメで知られる目隠しした寺門ジモン氏にごはんを食べてもらい、「白米どうぞ」が入っているか、いないかを当ててもらうチャレンジに2回挑戦(実際は2回とも「白米どうぞ」入りごはん)。食べ終えた寺門氏は「白米どうぞ」入りでも、デンプン質の独特の香りや甘さなど、普段食べているごはんとは違いがなく驚いた」とし、肥後氏も「普通のごはんと違いなく、おいしい」と感想を述べた。
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