業務用トーホーフードサービスが総合展示会 外食メニュー価値向上へ 全国7会場で開催

トーホーフードサービスが総合展示会 外食メニュー価値向上へ 全国7会場で開催

トーホーフードサービスは恒例の総合展示商談会を1月29日の福岡会場を皮切りに、西日本各地と名古屋、東京の全国7会場で開催する。2月20日の神戸会場では森山隆志社長が会見し、展示会の内容と今期(25年2月~)の方針を語った。

森山社長は、25年外食市況について「インバウンド効果は続くと思うがコロナ後の勢いはないと思うので厳しい」見方を示した。方針は「新たな市場開拓が重要」とし、「新しい拠点を作り、物流を整備し、営業力を強化する」と強調した。具体的には新規稼働の横浜DCを活用した首都圏強化をはじめ、「どんどん拠点を新しくする」とし、京都支店は新築移転し4月1日に稼働、25年秋には金沢支店を新築移転し規模を現在の倍にし、北陸を強化する。

また、大阪・関西万博も、専任のプロジェクトチームが活動しており、万博会場以外もホテルや飲食店の新築に対して、新規開拓も奏功している。

会場の提案コーナーでは、食材が高騰している中、メニュー単価や価値の向上を図るため、PBの有頭エビフライ、大粒カキフライを新商品として提案した。これまでPBでは副菜などの商品が多かったが、メニューの主役となる商材を新商品として提案し、来場者から好評を得ていた。また、インバウンド向けに国産食材の提案も強化した。

喫茶向けでは、一押しとして、甜菜糖とレモン果汁だけで作ったレモネードを紹介。世界展開するカフェチェーンで使用されているが、日本には昨年導入されたばかりの商品でハラル認証も得ており、会場ではフローズンドリンクとしても提案した。

その他、会場ではメーカー各社が新商品などを提案。神戸会場の来場者数は昨年同様の約850人で、7会場では昨年より1000人増の7150人の来場を見込んでいる。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。