9.7 C
Tokyo
11.6 C
Osaka
2026 / 02 / 04 水曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品ニチレイフーズ 家庭用は米飯・麺類を拡充 健康ブランド全国展開

ニチレイフーズ 家庭用は米飯・麺類を拡充 健康ブランド全国展開

ニチレイフーズは、25年春季の家庭用新商品として、米飯類の新たな定番を目指す「たっぷり卵のえび炒飯」、“デュアル調理麺”の第2弾「コクと旨味の魚介豚骨ラーメン」などを発売する。また昨年からテストマーケティングを実施してきた健康ブランド「everyONe meal(エブリオンミール)」が好評なため、3月から全国展開に切り替える。引き続き「力強いカテゴリー政策の推進」と「新規需要創造への挑戦」を開発コンセプトに、さらなる需要拡大を図っていく。

発表会の席上、松尾哲哉取締役専務執行役員は「家庭用の新商品は生活者のトレンドを踏まえ、おいしさを原点にパーソナルユース・健康・バリューバランスをテーマに開発。業務用はインバウンドを含め外食・総菜とも需要は好調ながら、バックヤードの人手不足はますます深刻化しており、おいしさと簡易オペレーションを両立した商品でお役立ちしていきたい」と述べた。

家庭用は炒飯類の市場が直近10年で約200億円増と拡大基調にあり、ラインアップ強化で一層の成長を目指す。主力品「本格炒め炒飯」は年間売上150億円以上を誇るが、今春は焼豚をブラッシュアップ。サイズ、香ばしさ、ジューシー感をそれぞれアップさせた。新商品「たっぷり卵のえび炒飯」は市場でありそうでなかったフレーバー。食べ応えあるえび、風味も感じられる大きな卵、自家製えび香味油で町中華のおいしさを再現した。

パーソナルユース市場を開拓する一環で麺類の強化を加速しており、デュアル調理麺の第2弾「コクと旨味の魚介豚骨ラーメン」を発売。汁あり(魚介豚骨ラーメン)・汁なし(まぜそば)を好みに合わせて選べることがポイント。第1弾の「本当に旨い担々麺」は発売2か月強で150万食のヒット商品となった。

健康ブランド「everyONe meal」を3月から全国展開する。日常の食事でおいしくたんぱく質を摂れることが特長で、「生姜香る参鶏湯」「鶏と豚ひき肉のキーマカレー」「ミルク仕立ての具だくさんスープリゾット」など13品を揃える。素材の組み合わせや独自の調理法を生かした「おいしさ再現技術」で開発。一部スーパーで実施したテストマーケティングでは既存品「三ツ星プレート」と同程度の実績を示すなど「想定を超える売れ行き」(同社)。今春は1人前トレイ入り米飯4品を追加した。

業務用は、各業態とも最大の課題である人手不足に貢献できる商品の開発を推進。おいしさをベースに利便性・健康感も追求した。

「特撰中華 具沢山春巻」
「特撰中華 具沢山春巻」

手作り・専門店品質の新商品として、「究極の唐揚げ」「ブロスハンバーグ」がヒットしており、今春は「特撰中華 具沢山春巻」を投入。具材量を従来比1.4倍にし、皮はパリッとした食感と照りつやにこだわった。

「宮城県蔵王産ミルクのとろ~りクリームコロッケ」も自信の逸品。独自技術でクリームのなめらかさが持続し、新たなパン粉とバッターを採用したことで衣のサクサク感も長持ちする。

「素材そのままカリフラワー」は、生鮮に匹敵する風味と栄養素を保持している。過熱蒸気による加熱で高品質をキープし、先行したブロッコリー類は好調な売れ行き。今後はほうれん草などボリュームの大きい素材にも採用していく方針。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。