15.3 C
Tokyo
16.5 C
Osaka
2025 / 11 / 11 火曜日
English
飲料系飲料豆乳「ほぼ毎日」87% 習慣飲用増加 若年層中心に浸透するソイラテ 日本豆乳協会調査
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

豆乳「ほぼ毎日」87% 習慣飲用増加 若年層中心に浸透するソイラテ 日本豆乳協会調査

日本豆乳協会は初の「豆乳購入状況実態調査」をまとめ、豆乳の摂取状況や購入意向などを明らかにした。一般生活者(10代から60代の男女)1万人および現在の豆乳摂取者約2060人(10代から60代の男女)を対象に、昨年9月にインターネット調査をした。

主な結果は、「豆乳の飲用者は調査対象者の4割。そのうち3年前から現在まで習慣的に飲用している人は73%。その中で『ほぼ毎日』は約87%を占めた」「購入理由は『健康に良いから』71%、『たんぱく質が摂取できる』52%、『気軽に飲めるから』43%、『味が好きだから』41%を占め、健康とたんぱく質摂取を購入理由にしている人は、『無調整豆乳』を購入している傾向」「摂取方法は『そのまま飲む』が65%、『コーヒーや紅茶に入れ、ラテにして飲む』48%、『料理に使用する』34%。『たんぱく質が豊富』が57%で上位を占めた」。

調査結果を踏まえ豆乳協会では「コロナ禍を経て、生活者の健康意識が高まり、『健康に良い』という理由で、豆乳を『そのまま飲む』習慣飲用者が増加傾向にあることが明らかになった。

最近の傾向として、比較的若い層(20~30代)を中心にソイラテ愛飲者が増加傾向にあること、豆乳を習慣的に飲んでいる人は、『無調整豆乳』の愛飲率が高く、豆乳以外の飲料(代替飲料)は検討していない人の割合が高いことも把握できた」としている。

さらに「家庭内における物価上昇等の影響はあるものの、豆乳の有効成分を認知している愛飲者は、継続的に豆乳を摂取する意向が高いこと、若年層を中心にソイラテや豆乳飲料のニーズが高まっているという結果を踏まえ、引き続き、豆乳の特徴や有効成分の認知拡大を図るとともに、様々な種類の豆乳の試飲の機会を創出する活動を積極的に展開していく」としている。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点