18.8 C
Tokyo
19.7 C
Osaka
2025 / 11 / 02 日曜日
English
飲料嗜好飲料「バンホーテンの腸活ココア」リピート伸ばし倍増に迫る勢い ユーザー拡大に期待高まる 片岡物産
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

「バンホーテンの腸活ココア」リピート伸ばし倍増に迫る勢い ユーザー拡大に期待高まる 片岡物産

 片岡物産の「バンホーテンの腸活ココア(以下、腸活ココア)」が大きく拡大している。2024年1-12月の推計販売金額は、前年同期比で倍増に迫る勢いとなっている。

 好調の背景には、高まる健康機能ニーズに対応し、新規ユーザーの獲得に加えてリピート率も上昇していることにある。

 「腸活ココア」は、水溶性食物繊維「イヌリン」が含まれている機能性表示食品。イヌリンは、腸内フローラを改善し、お腹の調子を整えることが報告されている。

 「新規ユーザーだけではなく、リピーターの方も増えていることで好調となっている。一度飲んだ方が効果を感じ、続けていただけているようだ」(片岡物産)。

 原材料のシンプルさも高く評価されている。

 「原材料はココアパウダー、砂糖、イヌリンだけという点も、口コミや商品のレビューで好評となっている」。

 現在は40代前後の女性がメインユーザーだが、今後はシニア層にも開拓余地をみる。
 「腸活の機能は、より上の世代にも響くと考えている。例えば40代の娘が飲んでいるのを見て、母も購入する、という流れもあるとみられる」。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点