日本気象協会 biz tenki
その他企業活動ファミリーマート 障がい者...

ファミリーマート 障がい者アートを発売 社会参加や経済活動後押し

ファミリーマートは、一般社団法人障がい者自立推進機構(東京都港区、以下パラリンアート)に所属するアーティストが描いた作品のカレンダー、プリント紙、ブロマイドをファミリーマート店内のマルチコピー機「ファミマプリント」で出力できるサービスを開始した。障がいをもつ人が活躍する機会を増やし、社会参加を支援する目的。売上の一部はアーティストに還元される。

国際障害者デーである12月3日から、全国のファミリーマート約1万6300店で開始した。「障がいのある方々が素敵な絵を描いてもなかなか見てもらう機会がないという声がある。色々な作品を見てもらいアーティストを支援したい」(マーケティング本部サステナビリティ推進部の土濃塚友李氏)と説明する。                          
                              
パラリンアートは障がい者の社会参加と経済的自立支援を目的に07年に設立。松永昭弘代表理事は「スポーツと同様にアートを通じて障がいをもつ方の夢を叶える目的で始めた。当初は個人の活動だったが、メジャーなコンビニに機会をいただき感激している」と語る。絵を描くことができて応募条件を満たせば誰でも無料で登録可能で、現在は全国で500人を超えるアーティストが所属、約350のパートナー企業に取り組みが採用されている。

活動方針には「活躍の場を作る」「貧困の改善」「アーティストとしての認知拡大」を掲げる。「国内障がい者総数は1160万人を超え人口の約9%強と言われる。障がい者認定が受けやすくなったことも理由の1つだが、企業に雇用されている方は70万人弱と生活的な困窮が非常に進み、貧困線と呼ばれる世帯収入が120万円以下の障がい者世帯は8割を超えている」(同)。

23年4月~24年3月期のアーティスト報酬総額は約1500万円だった。「採用されたアートの報酬を個に届けることがミッション。今回の取り組みを機にさらにアーティストの活躍の場を増やしたい」と期待を寄せる。

ファミリーマートでは2023年から障がいのある人が描いた絵画を店頭で展示するアート展「ファミマギャラリー」を開始。今回コラボした作品の複画は東京港区3店舗のイートインスペースに展示されている。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。