9 C
Tokyo
8.1 C
Osaka
2026 / 01 / 01 木曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム地域ジェラートを文化に 改めて衛生管理徹底求める 日本ジェラート協会通常総会

地域ジェラートを文化に 改めて衛生管理徹底求める 日本ジェラート協会通常総会

日本ジェラート協会は、11月21日に都内で通常総会を開催。25年度も引き続き安全安心を最重点課題にアイスクリームHACCPによる衛生管理体制と正しい表示の徹底を図る。役員改選では新会長に柴野大造氏(マルガージェラート、本店・石川県鳳珠郡能登町)が就任した。

鈴木俊之会長(秋葉牧場)は「本年は2年続きの猛暑が到来し、過去最高気温となったことでジェラート協会も大きな恩恵にあずかった。一方で資材・原材料の高止まりや光熱費、人件費、物流費の高騰は依然継続し円安傾向にあり、国内外の動きを注視していく」と述べた。

柴野新会長は「今後、最も重視していくことは衛生管理だ。ジェラートの製造は牛乳や生フルーツを多く使用しているため、製造環境、殺菌工程、保管方法、出荷体制など定期的な自主検査で製造者と消費者の安心・安全が常に担保されていなくてはいけない」とした。

柴野大造新会長
柴野大造新会長

近年は食品以外の企業が地域貢献の一環としてジェラート事業を取り入れる事例が増えていることから、今後もジェラートが文化として長く根付くよう、各地域の模範となる管理体制の徹底を求めた。

24年1月に発生した能登半島震災では、計93万円の協会義援金を被害が大きかった地域の会員に届けた。避難所にジェラートを届ける事業では、約20社の会員がおよそ100個のジェラートを寄付し3月以降順次各避難所へ届けた。

柴野新会長は「何度か現地の避難所や小中学校でジェラートを無料配布する活動を行った。こんな時期に喜んでもらえるか不安があったが、皆さん喜んでくださった。特に高齢者が多い地域では、集会所で月1度開催される寄り合いが唯一の交流の場になっており、そのなかで地域素材を使ったジェラートは心のよりどころになっていた」とし、改めて会員らの協力に感謝の意を示した。

役員改選に伴い副会長3人、新理事4人、新監事2人、相談役・代表として鈴木前会長が選任された。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。