加工食品調味料・カレー類焼肉に“酢だれ”を 独自性に評価、導入進む にとん屋

焼肉に“酢だれ”を 独自性に評価、導入進む にとん屋

にとん屋(宮崎市)はスパイスと酢を組み合わせた「酢だれ」を発売した。「焼肉酢だれ829」「万能酢だれ210」の2品で、商品名の数字は焼肉(829)と会社名(210)を意味する。

開発のきっかけは食品卸の展示会に出展した際、酢のメーカーにサンプルを提供されたこと。同社の主力商品「焼肉ザパンチ」に混ぜて試したところ、相性が良かったことから、さらに手を加え新たな調味料「酢だれ」を完成させた。

国産米の米酢と九州醤油をブレンドし、3種のスパイスとフライドガーリック(焼肉酢だれのみ)を加えている。登尾俊彦執行社員は「焼肉酢だれ」について「九州醤油の甘さと酢のさっぱり感が合わさり、後からスパイスが効いてくる。焼肉が無限に食べられる」とアピールする。

この商品のベースとなった「焼肉ザパンチ」は順調に売上を伸ばし、扱い店舗が全国へと拡大。スポットや催事から、定番売場へ浸透した。今回の新製品も「焼肉のたれで酢を打ち出したものは他にないと評価され、導入が進んでいる」(登尾氏)。

焼肉以外にも使えるよう配合を変え商品化したのが、もう一方の「万能酢だれ」。冷やし中華、豆腐、餃子、サラダ、丼、ラーメンなど幅広いメニューへの利用を提案する。各190g、希望小売価格400円(税抜き)。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。