2.6 C
Tokyo
1.1 C
Osaka
2025 / 12 / 27 土曜日
ログイン
English
流通・飲食外食「食の未来」目指す新橋・虎ノ門 外食7店がサステナメニュー提供 UR都市機構が開発

「食の未来」目指す新橋・虎ノ門 外食7店がサステナメニュー提供 UR都市機構が開発

新橋・虎ノ門エリアを「食」のイノベーション地域にする動きが始まった。

まちぐるみで食の未来を拓こうと独立行政法人都市再生機構(「UR都市機構」)は、Sustainable Food Asiaおよびリバネス、グー・チョキ・パートナーズと共同で、同地域の外食7店舗で、食領域のスタートアップ企業の協力により開発した、サステナブルな食材を使ったオリジナルメニューを期間限定で提供。その試食会が10月23日に開かれた。

同エリアにある食領域のスタートアップ企業と地元飲食店が共同開発したコラボメニューは全7種類。植物由来の食材だけで作ったピザや、卵不使用のどらやきなど地球環境やサステナブルに対応したメニューを用意している。このエリアは交通の利便性が高く、地域内には1000を超える飲食店が乱立。昨年から海外からの観光客も増えている。UR都市機構など4社は、食の未来を視野に入れ「フードテック」をテーマとしたロボメニューを披露した。

試食メニューは白老食堂の「廃棄されることの多いおからを使ったおからがんものスープカレー」、レイヨン・ドゥ・ソレイユの「グルテンフリーの大豆ミートキーマーカレー」、鯨の胃袋の「廃棄される泡盛粕で培養した“うま藻”を使った、うま藻だし醤油と鯨のタルタル」、GOOD MORNING CAFE&GRILL虎ノ門の「タンパク質や鉄分など、栄養豊富なおからのグラノーラを使ったヨーグルト」、Come Backの「植物由来の食材のみで作ったプラントベースのデザートピザ、新正堂の「卵不使用のどら焼き」、Sustainable Food Labの「お米ではなく旬の野菜で彩ったベジライスを使ったヌードル」。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。