8.9 C
Tokyo
13.3 C
Osaka
2025 / 12 / 08 月曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリームバター、チーズを手頃な価格で 独自ブレンドの新商品発売 マリンフード

バター、チーズを手頃な価格で 独自ブレンドの新商品発売 マリンフード

マリンフードは9月から順次新商品を発売している。原材料が高騰するバター、チーズの人気商品を独自のブレンド技術で手頃な価格に抑え、3種4品開発した。「はちみつバターブレンド」「コレステロール98%オフ ヘルシースライス」「ベビーチーズブレンド」は明太子風味とスモーク&サラミ入りの2品。消費者の選択肢を広げる商品としてスーパーなどの流通から期待も高まり、順調に配荷されている。

「はちみつバターブレンド150g」は、はちみつとバターを贅沢に使用した。19年9月に発売した「はちみつバター」から大幅なコストダウンを実現し、より手に取りやすい価格(参考価格税別420円)で発売する。使用用途は、塗りやすくパンにしみ込みやすい設計なので、トーストだけでなくホットケーキなどのデザートにも好適。

「コレステロール98%オフヘルシースライス105g」(7枚入り、税別160円)は、同社のチーズ代替の独自開発ブランド「スティリーノ」を使用したスライスタイプで初の生食用商品。これまでのスティリーノ使用のスライスは、とろけるタイプのみの販売だったが、半年かけて改良を重ね、新たなユーザー獲得を図る。

「明太子風味」「スモーク&サラミ」は、人気ベビーチーズブレンドの新フレーバー。チーズ代替のスティリーノとナチュラルチーズ(NC)をブレンドすることで、NC100%商品よりも価格を抑えることができる。参考価格は1本(4個入)税別110円。ベビーチーズブレンドは、23年秋のリニューアル発売以降、累計140万本と順調に販売している。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。