飲料系飲料10周年の「アーモンド効果」 コラボスープで“食”領域へ進出 江崎グリコ×Greenspoon
カナエ モノマテリアルパッケージ

10周年の「アーモンド効果」 コラボスープで“食”領域へ進出 江崎グリコ×Greenspoon

江崎グリコは、今年6月に子会社化したGreenspoon(本社・東京都渋谷区)が展開する冷凍ヘルシーミールキット定期宅配サービス「GREEN SPOON」において、「アーモンド効果」のコラボスープと「SUNAO」のコラボパスタを発売する。「アーモンド効果」は発売10周年を機に、幅広い料理で活用できることを伝え、利用頻度向上につなげる。

9月17日から発売するスープ3種(定期購入12食の場合、1食税込812円)は、栗やさつまいも、かぼちゃなどの季節野菜に、「アーモンド効果」に使用しているのと同じアーモンドペーストを加えた。ごろごろとした具材を耐熱容器に取り出し、「アーモンド効果 砂糖不使用」(推奨)など100㎖を加水後、電子レンジで約5分間温めて完成する。

木村幸生執行役員健康イノベーション事業本部長は「飲料の『アーモンド効果』が食品になることで喫食シーンが増える。『SUNAO』はバリエーションを増やして食を豊かにする。日々を健康にするような食の提供で、健康寿命延伸に貢献したい」と狙いを語った。

「アーモンド効果」は現在、8~9割の人がそのまま飲むかコーヒーに加えて飲んでいるという。「鍋やシチュー、ケーキ作りなど、牛乳や豆乳と同じように食事でも活用できることを知ってもらい、全体の消費量を増やす」(同)。これまで鍋やラーメンなど様々なレシピ提案を行ってきたが、製品の発売は初となる。

定期宅配サービス「GREEN SPOON」は、食を通じたセルフケアを提案し、スムージーやスープ、サラダなど約70SKUを展開。累計会員数は約17万人で30~40代や単身世帯の利用者が多く、近年はファミリー層も拡大している。

コラボ商品の一例
コラボ商品の一例

田邊友則社長は「自分自身をいたわるのが難しい時代、食品によるセルフケアを楽しく続けることが重要」と語る。グループ参画とコラボ商品に至った理由については「人生ベースで人々に貢献したい思いや、世の中にないものを生み出す創意工夫、独自性で両社に通じるものがあった」と説明した。

12月13日に発売するパスタ3種(同税込950円)は「SUNAO」ブランドの糖質を控えた冷凍生パスタ麺を使用。外食の高揚感や楽しさを自宅でも楽しめるよう、具材の食感と濃厚な味づくりを両立させた。いずれも糖質量37g以下で、不足しがちな食物繊維も補える。商品はすべて「GREEN SPOON」公式通販サイトで扱う。

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