-0.7 C
Tokyo
-1.6 C
Osaka
2026 / 02 / 09 月曜日
ログイン
English
飲料系酒類チャミスルが世界初の缶に その名も「チャミボール」 甘くないすっきり味で新登場

チャミスルが世界初の缶に その名も「チャミボール」 甘くないすっきり味で新登場

“緑の小瓶のお酒”でおなじみ、韓国焼酎(ソジュ)の「チャミスル」。韓国ではシェア65%以上を誇るトップブランドだ。

日本でも、20年春ごろから販売が急伸。今では20代の認知率が80%以上に達し、販売ボリュームも数倍に拡大した。

大きなきっかけとなったのが、コロナ禍とともに爆発的に広がった韓流ドラマのブーム。多くの作品中で、登場人物たちがチャミスルを飲む印象的なシーンがたびたび登場。それを見たファンが、外出自粛中の家飲みに緑の小瓶を取り入れるケースが増えた。

ただ、曲がり角も見えてきた。

「21年にかけては大学生のユーザーが増えたが、その後は卒業、就職してライフスタイルが変化。それにともない、チャミスルから離脱する人が出てきた」。眞露で同ブランドを担当するマーケティング部の宇佐見映里菜氏が説明する。

ほんのり甘いチャミスルを好んで飲んでいた学生も、社会人になって嗜好が徐々に変化。度数の高いお酒を飲むのは、翌日の仕事に響く。そんな人たちにも長く愛されるブランドを構築する戦略の必要性に迫られた。

「割って飲む」のは日本独特

そこで日本市場に合わせて開発したのが、RTD「チャミボール」だ。すっきりと甘くない、チャミスルのソーダ割り。同ブランドとして世界初の缶タイプで、9月10日から発売する。

日本で伸び盛りのRTD市場でも、トレンドが加速する「甘くない缶チューハイ」に着目した。

「韓国には焼酎を割るという概念がなく、フレッシュな(味のない)ものをストレートで飲むのが最近の定番。2年前にも日本独特の炭酸割りに着目して、度数の高いお酒にハードルを感じる日本のお客様に向けて瓶で発売したところ好評だったため、今回はより手軽な缶での発売を決めた」(宇佐美氏)。

チャミスルの売れ筋№1フレーバー「マスカット」と、プレーンな味の「fresh」にレモン風味を加えた「fresh+レモン」の2品を揃える。350㎖、アルコール度数7%。希望小売価格168円(税別)。10日からコンビニ先行発売、10月15日から各チャネルで全国発売する。

「より日常的なお酒として、ポジティブなストレス発散にも楽しんでいただきたい。商品の入れ替わりが激しいRTD市場だが、できるだけ長く定番としてお取り扱いいただける商品を目指している」と宇佐美氏は語る。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。