エスエスケイフーズ アレルギー配慮商品の普及促進へ「プロジェクトA」参画 

食物アレルギーに配慮したマヨネーズ・ドレッシングを豊富に展開するエスエスケイフーズ(静岡市、中村悟社長)は、同じく食物アレルギー配慮商品の普及、啓発にメーカーが協同で取り組む「プロジェクトA」に参画した。

18年からスタートしている「プロジェクトA」は、オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品の5社が名を連ねる。「食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現」に貢献することを活動理念として、食物アレルギー配慮商品の普及に向けてレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいる。

エスエスケイフーズでは、15年からアレルギー配慮商品の製造、販売を開始し、学校給食などで活用が広がる。通常のドレッシングと遜色ない味を追求。家庭用では「SSKアレルギー特定原材料8品目不使用」シリーズの「ごまクリーミー」「フレンチ白」「和風」「ノンオイル青じそ」「シーザーサラダ」のドレッシング5種、「たまごを使っていないマヨネーズタイプ」を揃える。

同社は「食物アレルギーをお持ちの方もそうでない方も、同じ食卓で同じメニューを楽しむことができるよう、アレルギー特定原材料8品目不使用シリーズの開発にも積極的に取り組んでいます。参画企業の一員として、食物アレルギー対応商品である商品の製造・販売やレシピ開発などを行い、当プロジェクトを通じて、食物アレルギーにお悩みの方々が笑顔あふれる健康な生活を送ることができるように取り組んでいきます」とコメント。

今後は、6社で連携して啓発活動に取り組む。今春には小学校向けの副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなで一緒においしく食べよう~」の配布や6社で協同開発した新しいレシピの紹介などを予定する。