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逆光線(コラム)安かろうは…

安かろうは…

今年1月末、地元のタクシー会社が倒産した。コロナ禍で需要が減少した影響で業績が悪化。人員不足なども重なりコロナ収束後も回復が見込めず資金繰りが逼迫したためという。迎車料金無料が売りで、我が家も家族の通院に一時期頻繁に利用していただけに残念な気持ちで一報を聞いた。

▼先日、久しぶりに訪れる取材先への道中、以前利用したことのあるタクシー会社に連絡したところ、申し訳なさそうに迎車料金がアップしたことを伝えられた。年初の倒産劇を思い出し、やはりサービスに対する適切な対価というものを、提供する側も受ける側もきちんと認識する必要を感じた。

▼タクシーばかりではない。都市部から離れるほどにアクセスは不便になり、数少ないバス路線も減便や廃業せざるを得ない状況になっている。昨今の物流問題では、いずれモノが運べなくなると危惧されているが、それよりも前に人が運べなくなりそうだ。

▼さて冒頭のタクシー会社、倒産のニュースのコメント欄を見るとドライバーへの苦言の多いこと。やはり安いには理由があったということか。

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