9.8 C
Tokyo
8.9 C
Osaka
2025 / 12 / 26 金曜日
ログイン
English
業務用給食現場の人手不足助ける提案 三給「2024サンキューフェア」

給食現場の人手不足助ける提案 三給「2024サンキューフェア」

業務用食品卸・三給は2月21日、岡崎中央総合公園総合体育館で「2024サンキューフェア」を開催した。当日は、給食事業者を中心に関係各方面から500人を招待。メーカー約80社が出展し、今春夏の新商品や注力商品を提案した。

開会式では今年1月1日付で就任した齋藤哲取締役社長があいさつ。「弊社のお客様の約9割以上が給食業態。キッズや学校給食、社員食堂、高齢者施設・病院などがあるが、特にメディケアと呼ばれる高齢者施設・病院とキッズ市場で売上の約5割を占めている。

あいさつする齋藤哲社長(三給)
あいさつする齋藤哲社長(三給)

メディケアの現場の人手不足は深刻化しており、介護度や病状によって提供する食事も様々。朝食などの提供が非常に困難になっている。人手不足に対応できるような商品をぜひご提案いただければと思う。キッズに関してはアレルギーを持つお子さんが増えている。そこに対応できる商品をぜひご提案いただきたい。多くのお客様に、展示会に来て良かったと、喜んで帰っていただけたらと思う」と出展者に呼びかけた。

出展ブースではメーカー各社が春夏新商品をはじめ、簡便・時短メニューや汎用性の高い食材・調味料、高齢者向けやアレルゲン対応商材などを取り揃え来場者にアピールした。

三給の子会社で中食・外食向け食品製造・販売を手掛けるヒカリでは、地場食材を使った惣菜を中心にイチ押しメニューを紹介。また、昨年から新たに販売を開始した、串カツなどの市販用小容量パックの冷凍食品も取り揃えた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。