白米のように使える大豆 フジッコ「ダイズライス」の栄養バランスをアピール

フジッコは1月31日、メディア関係者を対象に「ダイズライス」の試食体験会を実施した。ダイズライスは大豆を主原料とした米のような大豆食品。糖質は米の1割程度で、1食当たり24gのたんぱく質を摂取できる。食品添加物は使用しておらず、健康志向の人のニーズに合致した商品だ。

フジッコでは「Beanus(ビーナス)」というブランド名で展開しており、白米のように炊ける乾燥タイプと電子レンジで解凍調理する各種冷凍タイプを用意している。白米と同じように様々なメニューに使用でき、業務用では飲食店やホテル、スーパーの惣菜などでも採用実績がある。

試食体験会で河村玲子さん - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
試食体験会で河村玲子さん

フジッコの調査によると食事の選択時は「おいしそうなもの」を選ぶ人が半数を占める一方、残りの半数の人は「栄養成分」を気にすることが分かっている。気にしている栄養成分の上位は糖質、脂質、たんぱく質で、気にする人の約6割が「栄養成分などが自分の目安に合っていれば食べたい」と回答した。

管理栄養士でパーソナルトレーナーの河村玲子さんは、栄養摂取基準の考え方についてレクチャー。河村さんは人によって栄養素の基準が異なると指摘した上で、ダイズライスを食べることで栄養バランスが改善できる点を解説した。ダイズライスの栄養価は主菜に相当するほどの高さがあり、ダイズライスを使うことでダイエット中などを理由にラーメンやかつ丼などを避けてきた人もメニューを楽しむことができると話した。