「モバックショウ2025」開催へ 展示会出展でアジア進出に拍車 日本製パン製菓機械工業会が賀詞交歓会

日本製パン製菓機械工業会は9日、東京都千代田区のKKRホテル東京で、第一部「2024年新春講演会」(演題:2024年展望 国際政治経済と日本、講師:共同通信編集委員 太田昌克氏)の後の第二部として「賀詞交歓会」を開催した。

コロナ禍による3年ぶりの開催ということで大盛況の中、経済産業省、日本パン工業会、全国菓子工業組合連合会の代表が来賓あいさつ。日本洋菓子協会連合会の代表が乾杯の音頭を取った。

冒頭あいさつに立った増田文治理事長は「『令和6年能登半島地震』で被災された方々に心より哀悼の意を表すとともに、いち早く独力でパンや菓子などを被災地に届けられたユーザーの方々に感謝したい」とし、「コロナが5類に移行し、人流の回復に伴うインバウンドや内需拡大による市場の活性化が期待できるようになってきた。海外においては、中国経済の変調や為替相場の急激な変動、地域的な動乱などで世界経済に不透明感が漂っているが、10月にはシンガポールの展示会に出展するなど、比較的安定しているアジア市場に向けた進出に拍車をかけたい。来年の2月18~21日には『モバックショウ2025』をインテックス大阪で開催する。大阪万博と同年の開催であり、ぜひ大きな成功を収めたい。そのための準備に入るので、ぜひ皆さまのご協力をお願いしたい」と結んだ。