日本気象協会 biz tenki
流通・飲食外食ブロンコビリー 外販事業に...

ブロンコビリー 外販事業に着手 第1弾はステーキソースなど2品

中部地盤の外食チェーン・ブロンコビリー(名古屋市、竹市克弘社長)が、ステーキソースやドレッシングなどオリジナル商品の外販事業に乗り出した。「BB to Go」シリーズと名付け、その第1弾として和風ステーキソースと和風ドレッシングの2品を開発。12月15日から全国の「ブロンコビリー」店頭で販売している。

製造は22年7月にグループ化した松屋栄食品本舗(以下松屋栄、愛知県犬山市)が担う。店頭での動きを見ながら、今後はスーパーなどでの販売や第2弾商品の投入を予定する。

今回発売した和風ステーキソース「ステソー」(210g、税込410円)と、和風ドレッシング「和風ドレ」(190g、同410円)は、ともに「ブロンコビリー」で一番人気の味を商品化したもの。こだわりの醤油をベースに、玉ねぎやにんじん、りんごなどの野菜やフルーツのフレッシュで香り高い味わいを再現。これまでお店でしか体験できなかった「ブロンコビリー」の味が、家庭の食卓やアウトドアなど様々なシーンで楽しめる。鮮度と美味しさを追求し、非加熱のため製造―流通・販売まで冷蔵管理となる。

同社では、ステーキやハンバーグ、サラダなどに合わせるステーキソース・ドレッシングなどについても自社製造にこだわってきた。

「ブロンコビリーのお店で提供するドレッシングやステーキソースを売ってほしいという声は昔からあったが、それらは店舗向けの専用商品であって、市販向けや業務用のスペックでは作れなかった。そうしたノウハウを持つ松屋栄がグループに加わったことで、いろいろ新たな展開が可能になってくる」とブロンコビリー・宮本卓取締役商品本部長。宮本本部長は23年4月から松屋栄の社長を兼務。商品軸を中心にシナジー創出に取り組んでいる。

松屋栄は1976年創業の調味料・惣菜メーカー。業務用つゆ・たれや各種調味料のOEM・PB受注を軸に事業を展開。特に肉系調味料や和惣菜を強みとし、市販用でも焼肉のたれや鍋つゆが地元消費者に愛されている。

ブロンコビリーの100%子会社化を受け、既存の業務用・家庭用商品の製造販売に加えてブロンコビリー向けソース・ドレッシングなどの製造体制を構築。22年9月から、サラダバー用のドレッシング3品ほかスープなどの製造を順次、ブロンコビリーのメーン工場である春日井工場から移管。23年6月以降は、主力の和風ステーキソースと和風ドレッシングなどの製造もスタート。これと並行して市販用商品の開発も進めてきた。

今後は、「BB to Go」シリーズのラインアップ拡充と、松屋栄の販路を生かしたスーパーなどへの提案を進めていく構え。新商品ではソースやドレッシングのほか、レトルト食品の展開も検討しているとのことだ。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。