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ヤオコー松戸上本郷店オープン 売場連動、店内製造強化で新たなマーケットプレイス構築

ヤオコーは11月28日、ヤオコー松戸上本郷店(千葉県松戸市)を開店した。千葉県東部エリアにおける商圏シェア拡大を図るとともに、経営方針「新しいマーケットプレイスをつくる」を具現化するスタート店舗として、来期予定する旗艦店へ取り組みを拡大する。

新店舗の特長と狙いについて下池周子コーポレートブランド戦略部部長は「店内ゾーニングはレイアウト重視ではなく顧客満足度向上のためのMDを進化させた。ヤオコーがこれからやろうとしているのは、レイアウトに頼るのではなく標準店に横展開できる取り組みだ」と説明する。

最も強化した生鮮ゾーンは、標準店のように日配などを間に入れず鮮魚・精肉・青果を連動させた点に特長がある。精肉の横に初めて店内加工の「ざく切り野菜」を配置し、平台には精肉・鮮魚の味付けおかずやサイドディッシュ、おつまみなど即食商品を集約。精肉は和牛と薬味を隣のリーチインに陳列し連動性を意識したほか、生鮮冷凍コーナーでは肉と魚の薄切りをリーチインの棚に見やすく配置し、低価格で提供している。

ヤオコーの強みである「圧倒的においしく相対的に安い」を実現し、顧客満足度を向上するための仕組みづくりに向け、専門性が高く目的来店につながるカテゴリ新構築、仕組みに裏付けされた新しい価格コンシャスの構築に取り組む。

「方針の一つに精肉による集客を掲げるが、技術を磨いて売上を取って、売上を安さ(=価格コンシャス)につなげていく好循環をつくることをすべての部門でやろうとしている。その点でここがスタートの店舗となり、来年の旗艦店に向けたPDCを回していく」と下池部長は語る。

ヤオコー松戸上本郷店オープン 売場連動、店内製造強化で新たなマーケットプレイス構築

価格コンシャスは「価格を安くすることを急ぐのではなく、製造小売業(SPA)も活用しながら、仕組みで安くしていく。例えばハム・ソーセージなどを日販に移しているが、空いた時間を和牛や豚肉などの技術に移すことでトップラインを取って、その利益をまた使うルーティーンをしていく」(同)。

デリカの新商品も充実させた。冷惣菜では初めて店内製造を強化し、大海老のマヨソースやポテトサラダを新ブランド「CREATIVE y‘s DELI」で展開するほか、取手付きBOX型弁当容器の「#Happy Deli」も新登場。店内で生卵から加工・調理したたまごフィリングのドッグパンや、ライスペーパー巻きずしも新たに商品化した。

グロッサリーではPBの新たな健康ライン「Yes! YAOKO Happiness」で、もずく酢や低脂肪牛乳を展開。酒類は「世界の5大ウイスキー」のミニボトル、ドライナッツの品揃えも強化した。

初年度の売上構成比は生鮮40%、デリカ16.5%、グロッサリー43.5%。商品SKUは生鮮920、デリカ330、グロッサリー1万2千570品。店舗面積は延床面積556.94坪、床面積906.84坪。年間売上初年度25億円(予定)。

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