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カルビー「ポテトチップス コンソメパンチ」食べ比べ促進 起爆剤にコンソメ風味3.5倍・容量1.6倍の新商品「メガトンパンチ」投入

 カルビーは11月13日、新商品「ポテトチップス コンソメメガトンパンチ」(メガトンパンチ)をコンビニで期間限定発売して「ポテトチップス コンソメパンチ」(コンソメパンチ)シリーズ商品の食べ比べを促進していく。

 11月から1年間かけて展開を予定している「コンソメパンチ」発売45周年と「コンソメWパンチ」発売20周年を記念したマーケティング施策の一環。

 「メガトンパンチ」は、定番の「コンソメパンチ」と比べてコンソメ風味を3.5倍に強化するに伴いカットも工夫。定番が薄切りの平らなカットであるのに対し、「メガトンパンチ」は厚切りカットを採用して、濃いだけではなく、じゃがいもの味がしっかり楽しんでもらえることを意図して開発された。

 「コンソメパンチ」シリーズの間口(購入者層)と奥行(購入頻度)の拡大などが「メガトンパンチ」投入の目的。

 買い回りも狙う。

右からマーケティング本部スナック1部ポテトチップスチームの井上真里ブランドマネジャー、坂石萌氏、阿紀雅敏氏(元カルビー上級常務執行役員)
右からマーケティング本部スナック1部ポテトチップスチームの井上真里ブランドマネジャー、坂石萌氏、阿紀雅敏氏(元カルビー上級常務執行役員)

 11月9日発表したマーケティング本部スナック1部ポテトチップスチームの坂石萌氏は「『コンソメパンチ』『コンソメWパンチ』と食べ比べをしていただきたいと考え、『メガトンパンチ』では明確にコンソメ風味3.5倍と厚切りカットと比べやすい設計にした」と語る。

 コンソメ風味を3.5倍にした理由については、濃厚系の味わいがスナックにとどまらず幅広いカテゴリーで増加傾向にある点を挙げる。

 「お客様の味覚が濃い味にだんだん慣れ、濃いものを食べたいというニーズが非常に高まっている中、今回インパクトを与えるべくガツンと濃い商品を作りたいと考えた」と説明する。

 3.5倍の濃さは「どこまで濃くできるか」の試行錯誤を経て辿り着いた。
 「ただ濃くしてしまうと、濃厚にはなるのだが、しょっぱさとか少しくどいような味わいになる。そこを上手く解消すべく、じゃがいものおいしさを味わえる設計や味のキレで連食性を担保する味づくりに非常に苦労した」と振り返る。

 ビールなどアルコールや炭酸飲料との相性がよいという。

 メインターゲットは、コンビニやスーパーで「コンソメWパンチ」を購入する30・40代男性とみられる。

 大容量でパーティーや人が集まる機会の需要も見込めそうだ。容量は「コンソメパンチ」(60g)1.67倍弱の100gとした。

 周年施策としては、「メガトンパンチ」の発売以外に、プレゼントキャンペーンやコラボレーションを予定している。

 コンソメパンチを構成する味わいの主なポイントは以下の3つ。
 ――肉と野菜の甘味と旨味を凝縮したスープ
 ――甘味と旨味を引き立てる秘伝のスパイス
 ――後味のキレをさらによくする隠し味の梅肉パウダー

 45年前に「コンソメパンチ」の開発を担当した阿紀雅敏氏(元カルビー上級常務執行役員)は発表会に招かれ「『コンソメパンチ』が次の10年、さらに20年というようにカルビーの超ロングセラーになることを現役の皆様にお願いしたい」と期待を寄せる。

 これに対し、マーケティング本部スナック1部ポテトチップスチームの井上真里ブランドマネジャーは現役を代表して「100年ブランドにしていけるようにしっかりと引き継いでいきたい」と意欲をのぞかせる。

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