ロッテは、10月9日に発売した「チョコ&バニラバー」において、サステナブルな素材として注目される竹素材のアイススティックの使用を開始。竹素材のアイススティックは一般流通の冷菓として国内初(当社調べ)となる。
生育速度が速く4年ほどで生長する竹は、樹木とは異なり伐採後にも自生することからサステナブルな素材として注目され、割り箸や串など広く用いられる。
一般的にアイススティックに使用される素材は木材やプラスチックが多く、ロッテでは森林保全への寄与を目的に、かねてから竹材の有効利用を検討してきた。「スティックメーカーと協議を重ね、加工工程一つ一つを検証・確認することで、冷菓にも使用できる竹スティック品質の開発に成功した」(ロッテ)とし、着想から2年の歳月を経て実用化に至った。
「チョコ&バニラバー」への導入に至っては、約5万本のスティックを人の目で1本ずつ検品するなど品質レベルを確認したという。
今後は竹材以外のサステナブルな素材についても検討を重ね、持続可能な社会に向けた取り組みを推進する方針。