アサヒビールは10月1日からビールや焼酎、ワインなど酒類の価格改定を実施する。
原材料価格や容器包装資材、エネルギー価格、物流費などの上昇にともなうコスト転嫁とともに、同日からの酒税改正にともなう増減税分を反映させた価格となる。
コスト上昇による値上げは、主力ビール「アサヒスーパードライ」各種のほか、「クリアアサヒ」「アサヒスタイルフリー〈生〉」などの新ジャンルや発泡酒、飲食店向けの樽詰酒類、焼酎、輸入ワインなどの一部商品が対象。
酒税改正により減税となるビール、増税となる新ジャンル、輸入ワインと合わせ、615品について価格改定を行う。
ビールはコストアップによる値上げと減税による値下げが同時に行われる形だが、「スーパードライ」について同社では「酒税改正分を忠実に反映し、店頭価格は下がる可能性がある」(広報)としている。