飲料系飲料ビタミン炭酸飲料「マッチ」...
カナエ モノマテリアルパッケージ

ビタミン炭酸飲料「マッチ」が連続成長 30年間、高校生に寄り添い独自ポジション確立 形容しがたい独自フレーバー世代超え浸透 大塚食品

 大塚食品のビタミン炭酸飲料「マッチ」が近年、連続成長を遂げている。

 販売数量の対前年比は22年が17%増、23年が7%増、24年が8%増、25年が10%増。いずれの年も炭酸飲料市場の伸びを大幅に上回る数量成長を遂げたとみられる。

 今年1‐2月累計も前年同期比12%増と好調を維持している。

 好調要因について、2月20日、発表会に臨んだ小林一志製品部部長は「『青春ボーナスタイム』と題したWEBCMの反響が物凄く良かった。商品としては『マッチ ビタミンみかん』がとても貢献してくれた」と語る。

 「ビタミン みかん」は昨年、一昨年まで秋冬限定で展開していたのを好評につき年間で販売。これにより「『マッチ』本体にも良い影響を与えた」という。

 「マッチ」では、1996年の発売開始から30年間、高校生に寄り添い独自ポジションを確立。毎年、新しい高校生ユーザーを獲得するとともに、昔飲んでいた大人がCMなどをきっかけに再び飲み始めるという好循環が生まれているという。

 近年は、高校生をターゲットに、共感という情緒面のアプローチと、実際に飲用を促す2つの施策を継続して実施。これにより、1日分のビタミンやゴクゴク飲みやすい微炭酸、ほどよい甘さとすっきりとした後味による形容しがたい独自フレーバーが世代を超えて浸透し、連続成長につながったとみられる。

 同社は「マッチ」で30年間青春に寄り添ってきたことを記念し、学校生活で味わってみたい「理想の青春」を体験できる学生限定イベント「イマーシブ青春スクール『学校』」を、5月6日、東京都23区内の学校にて1日限定で開催する。

 同イベントは、事前抽選で選ばれた450人の参加者が5つのクラスに分かれ、本物の学校を歩き回り理想の青春を体験できる国内最大規模の参加型演劇イベント。SNSで人気を集める姉弟インフルエンサーのおさきさんと今井暖大(はると)さんもキャストとして参加する。

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。