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セブン-イレブン “できたて”需要取り込みへ 店頭モバイルオーダー導入へ

 セブン-イレブン・ジャパンは4月1日、店内調理品をスマートフォンで注文し、店頭で受け取れる「7NOWモバイルオーダー」を全国で開始した。既存のデリバリーサービスに加え、来店客に対しても“できたて”商品の購入やまとめ買いを促す。

 対象商品はコロッケやからあげなどの揚げ物で、今年度中には「セブンカフェ ベーカリー」にも拡大予定。将来的には弁当や和菓子への拡大も検討する。

 竹井浩樹取締役執行役員オペレーション本部長は「好きな時に欲しい分だけ“できたて”商品を提供し、新たな来店動機を創出する。廃棄ロスと販売機会ロスの解消により、社会的価値と経済価値の両立を目指す」と話す。

 近年、家庭で揚げ物を作る機会が減少し、「家族分をコンビニでまとめて購入したい」といったニーズが高まる一方、店舗側では廃棄ロスや仕込み不足による販売機会ロスが課題となっていた。モバイルオーダーは事前注文に応じて調理するため、こうした課題を解決する狙いがある。

 注文は専用アプリで店舗・商品を選んで決済し、最短約10分で受け取り可能。価格は店頭と同一。「7NOW」の専用商品から「【盛盛】ミックスポテト(塩&コンソメ風味)」を新規投入するほか、お得な割引施策で利用促進を図る。

 モバイルオーダーを通じてカウンターフード売上を約2割伸ばし、売上構成比も現在の約7%から8~10%に引き上げる計画。

 注文見逃しや欠品を防ぐため、受付時間設定や在庫連動機能を導入し、集中時は受付停止も可能とすることで現場負荷を抑える。

 同社は2018年に「7NOW デリバリー」を開始し、現在は全国の約7割に拡大。客単価や購入点数は店頭を大きく上回り、揚げ物が上位の売れ筋となっている。

 利用者は30~40代の女性が中心で、子育て世帯や高齢者支援にも活用されている。

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