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「完全メシ」100億円ブランドへ 三大主食そろい成長加速 日清食品

 日清食品は3月24日、「『完全メシ』フルラインアップ戦略発表会」を開催。同ブランドは2022年の発売以来成長を続け、25年度には売上高100億円規模に到達する見込み。今回、新たに「パン」カテゴリーを加えることで、麺・ごはん・パンの三大主食をカバーし、日常のあらゆる食シーンへの浸透を狙う。

 矢島純取締役ビヨンドフード事業部長は「完全メシ」について、「ジャンクさとヘルシーさを両立させ、好きな時に好きなだけ食べられる商品を目指している。一見ジャンクなインスタントフードだが、最新テクノロジーで理想的な栄養バランスを実現した夢のような商品」と説明。「未病対策先進国の実現に向け、いつでもどこでも『完全メシ』が食べられる世界を目指す」と展望した。

 「完全メシ」は、「日本人の食事摂取基準」に基づく33種類の栄養素とおいしさのバランスを追求した最適化栄養食。独自のフードテクノロジーでカロリーや塩分、糖質、脂質を抑えつつ、三大栄養素に加えビタミン・ミネラルをバランスよく整えた。シリーズ累計販売数は6500万食を突破。主力のカップ麺やカップライスに加え、冷凍麺や米飯、スープ、スムージーなど幅広く展開し、販路も店頭・ECほか社員食堂やスーパーの惣菜売場、自動販売機などへ拡大している。

 購買層は商品ごとに異なり、冷凍食品は比較的若い世代に人気があり、即席麺はシニア層にも支持されている。家庭用では「完全メシ カレーメシ」が主力として高い支持を集めている。

 今春は新たに3カテゴリーを展開。主食領域ではシリーズ初のパン分野として「完全メシBREAD」(チョコクリーム・カレー、希望小売価格298円)を発売。3月23日からオンライン、24日から関東甲信越で販売を開始し、三大主食が揃ったことで、朝食から夜食まで幅広いシーンでの利用を想定する。

 デザート領域では「冷凍完全メシDELI ジェラート」を3月24日からEC限定で投入。1個100K㎈未満ながら栄養バランスを整え、「罪悪感なく食べられるスイーツ」として、マンゴーやピスタチオなど6種類のフレーバーを展開。

 外食領域ではデニーズジャパンと共同開発した「完全メシ ジャンバラヤ」などを発表。既存メニューの味を維持しつつ、33種類の栄養素とPFCバランスを両立。食材や栄養成分は㎎単位で調整し、試作を重ねたという。

 海外展開も進め、米国では2025年6月から冷凍パスタ5種の「KANZEN MEAL」を販売。26年度には約5200店舗での導入を計画している。ドイツと英国にはカレーメシタイプ2種を展開し、両国で約3100店舗への導入を見込む。発表会ではチョコレートプラネットの2人が登場し、新作のパンやジェラートを試食してそのおいしさを絶賛した。

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