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アサヒ飲料、フリーズドライを炭酸水で溶かして飲料を作る新体験提供 サステナブルドリンク事業を本格展開

 アサヒ飲料は、フリーズドライ(FD)を炭酸水で溶かして飲料を作る新体験を提供するとともに、缶やペットボトル(PET)を使用しない非RTDのサステナブルドリンク事業を本格展開する。

 FDは、アサヒグループ食品のFD技術とアサヒクオリティ&イノベーションズの高レベルな新規技術探求能力に、幅広い製品と組み合わせられるアサヒ飲料の3つの能力を掛け合わせて開発された。

 サステナブルドリンク事業の一角を占める強炭酸サーバー「EXTRA BURST」や「ウィルキンソン タンサン」で溶かして飲むことを推奨。「グレフル&ボタニカル」と「レモン&ミント」の2種類を用意し下期(7-12月)の発売を予定している。

左からフリーズドライ飲料の「グレフル&ボタニカル」と「レモン&ミント」
左からフリーズドライ飲料の「グレフル&ボタニカル」と「レモン&ミント」

 3月12日、事業方針説明会に臨んだ米女太一社長は「FD飲料に挑戦していく。溶かして飲むとワクワク感があり全く新しい飲料を楽しんでいただける。マイボトル習慣や味変の需要に対応でき、社会課題の解決にもなりうる」と語る。

 社会課題の解決としては、水を運ばないことによる物流コストの大幅な削減、プラスチック廃棄量の削減、長期保存実現によるフードロス削減と緊急備蓄対応を見込む。

 「自分たちが飲用しているものが環境に良いものだという認識がお客様の中にも芽生えてくるとするならば、それが新しい価値だと考える。対価を払ってでもそういうこと(環境に良いこと)をやりたいというお客様が増えてくると、本当の意味で環境政策とビジネスがつながるが、そこにはもう少し時間がかかるかもしれない」との見方を示す。

 サステナブルドリンク事業は、「EXTRA BURST」のほか、機材(タンク)の蛇口から「カルピス」を提供する「カルピスじゃぐち」、Z世代向けのウォーターサーバー「WATER BASE」、高果汁希釈飲料の「Fruits Presso」シリーズの主に4つで構成される。

 このうち「WATER BASE」は今年、本格的に事業展開し、2030年に設置台数約3000台・会員12万人の獲得を目指していく。

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