イトーヨーカ堂は、東京都大田区発祥の給食メニュー「たこぺったん」を今年も販売する。23年から地元小学校の児童(6年生)と継続的に商品化しているもの。前回は6店舗での取り扱いだったが、今年は自社のセントラルキッチンで製造を開始し、京急沿線のイトーヨーカドー、ヨークフーズ、ヨークマートの合計28店舗に拡売する。1月14~18日の期間限定、価格は税込387円。
新たな試みで京急ロイヤルフーズと連携。児童が考案した「たこぺったんそば(うどん)」を京急沿線12店舗の駅そば業態(「えきめんや」「麺丼屋」)で数量限定販売する。税込680円。
「たこぺったん」は1995年頃に大田区内の中学校に勤務していた栄養士が「たこ焼きを食べたい」という生徒の声をきっかけに考案した給食メニュー。たこ焼きのレシピをアレンジしたかき揚げのようなメニューで、大田区民のソウルフードになっている。
イトーヨーカドー大森店は、所在する大田区の志茂田小学校6年生と組み、24年春に「たこぺったん」の第1弾を商品化。これまでに店頭3万パック(3個入)をはじめ、地元のイベント等にも展開し、約10万個を販売した。
伊藤弘雅取締役執行役員営業本部長は「かねてより地域共創型の商品開発に注力している。今後も積極的に取り組んでいきたい」とコメント。
大森店の西川晃石店長は「子どもたちとは大田区外に『たこぺったん』をどうやったら広められるか話し合った。より多くの方に魅力を知って欲しい」と述べ、児童の代表者は「『たこぺったんそば』の開発では“映える”ように彩りをよくすることにこだわった」と話した。

