11.5 C
Tokyo
10.9 C
Osaka
2025 / 11 / 25 火曜日
ログイン
English
流通・飲食外食イタリア大使館貿易促進部 世界イタリア料理週間 調味料をテーマにランチ会
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

イタリア大使館貿易促進部 世界イタリア料理週間 調味料をテーマにランチ会

 イタリア大使館貿易促進部は20日、イタリア政府が全世界で展開する「食」のプロモーション「世界イタリア料理週間」の一環として、イタリア料理アカデミーの協力により東京・千代田区丸の内のイタリアレストラン「アンティカ オステリア デル ポンテ」でプレスランチ会を開催。ランチ会ではステファノ・ダル・モーロシェフが今回のテーマであるイタリア料理に欠かせないオリーブオイル、ワインビネガー、バルサミコ酢、海塩などの調味料を使った料理を説明しながらコース料理を振舞った。

 ランチ会の中で伊大使代理は「伝統的なイベントである世界イタリア料理週間は、イタリア料理を世界に広く知ってもらうためのプロモーションで、健康・文化・革新がテーマ。伊料理は単なる食べ物ではなく、料理を通して交流が生まれる。これがイタリア料理をユネスコ無形文化遺産に登録申請した理由だ」とコメントを発表した。

 アカデミー東京支部代表は、「調味料は伊料理の基本であり、種類が多く、地域の象徴だ」とし、大使館農業促進部代表は、「日本には20,000軒以上の伊レストランがあるが、東京だけでも5,000軒以上に達し、国外では最も多い。日本は大切なパートナーである」と説明。最後に大使館貿易促進部のジャンパオロ・ブルーノ部長は「伊農産品は伊経済の牽引役を担っている。24年度の輸出額は前年比7・5%増、25年度前半も6%増で推移。日本は戦略的市場。イオンなどの流通の協力で交流が促進され、展示会を通して認知度が高まっている。日本は伊料理の品質、原産地に高い関心をもっており、プロモーションを通して消費者の期待に応えることを願っている」と挨拶した。

 なお大使館貿易促進部は「第10回世界イタリア料理週間」プロモーションの一環として11月24日から12月7日まで、イタリア料理アカデミーとカーディナルの協力によりイタリアンレストランとしゃぶしゃぶ専門店で、調味料を活かした独創性あふれるメニューを提供している。

関連記事

インタビュー特集

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点