桃屋は11月3日、同社春日部工場(埼玉県春日部市)で「MOMOフェスカレッジ編in春日部」を開催した。今回のテーマは「ごはんですよ!ができるまで」。食・ライフスタイル系インフルエンサー約20人が参加し、講義や動画視聴、工場見学、ラベル作りなどを通じて「ごはんですよ!」への理解を深めた。
同社は、商品理解とブランド愛着の醸成、SNSでの発信による認知拡大などを目的にイベントを開催した。10月から順次、片岡愛之助さんと大橋和也さんを起用した新CMの放映を開始しており、相乗効果による話題喚起も図った。
講義では、1973年に発売された「ごはんですよ!」の誕生秘話、テレビコマーシャルなどを紹介。動画視聴では、同社松阪工場(三重県松阪市)での異物除去や選別などの映像を通じ、原料(青さのり)へのこだわりを紹介した。
参加者は工場見学やラベル作りにも臨んだ。前者では、製造工程を実際に見学。あさ炊き製法などのこだわりポイントも学んだ。後者では、自分だけのオリジナルラベル作りに挑戦。フォトスポットでは、のり平メガネをかけ、のり平人形や人力車との撮影を楽しんだ。
桃屋は今回、「ごはんですよ!」を使った「海苔バタートースト」「黒チャーハン」「アボカドのごはんですよ!和え」を試食メニューとして提供。「ごはんですよ!」、25年8月発売の新商品「塩分40%カットのごはんですよ」に加え「江戸むらさき生のり」や「江戸むらさき特級」など海苔の佃煮10品を食べ比べできる機会も提供。参加者に「ごはんですよ!」や海苔の佃煮のおいしさを体感してもらった。


