ピエトロは10月4日、本社のピエトロ研修センターで小学生4年生から6年生までの10人を対象に、未利用魚を使った食育イベントを開催した。
同イベントはピエトロが魚のフードロス削減のためのプラットフォーム事業や水産卸売事業を手掛けるベンナーズと2023年3月に包括連携協定を締結したことを機に、味に影響はないが魚体に傷があって出荷できない、捌くのに手間がかかるなど一般の流通市場に出回らない未利用魚を広く知ってもらいたいと行っているイベント。
当日は国内における食品ロスの現状についてクイズ形式で質疑応答をし、漁師しか知らない海の魚についてレクチャーした。また未利用魚の解体ショーをはじめ、料理教室では子どもたちが未利用魚を使ったメニューの「お魚サラダ」や「お魚パスタ」をピエトロシェフと一緒にクッキングし出来上がったメニューを試食した。
ランチタイムの後には「今日の体験をふりかえろう」シートにイベント体験の感想や学んだことを書き留めて発表する場を設けて最後にシートに修了書シールを貼付した。
これまで知らなかった未利用魚の知識や料理法などを楽しく学ぶことができてイベントに参加した小学生と保護者はともに大満足していた。