「ちょっと贅沢な珈琲店」新TVCM せわしない現代でただ休憩するのではなく心が整う様子を大沢たかおさんが表現 味の素AGF

 味の素AGFは「ちょっと贅沢な珈琲店」の新TVCMを9月25日から全国で放映し、コーヒーがもたらす心の余白を伝えていく。

 同ブランドは、慌ただしい日々でも珈琲店にいるような気持ちをもたらすことを目指し、2006年にレギュラーコーヒーを発売。

 9月18日、新TVCM発表会に登壇した島本憲仁社長は「発売当時からさらに、せわしない日常の中で、『ちょっと贅沢な珈琲店』によって、ただ休憩するのではなく心の余白を作り出す、ちょっと贅沢な時間を提供していく」と語る。

 忙しい中であえてコーヒーを飲む時間の大切さや一杯の価値の重みに着目し、ブランドの情緒的な価値やブランド認知の向上を目指す。
 コーヒーの原料高騰が続く中、改めて価値を伝えることでコーヒー離れを防ぐ狙いもある。

左から味の素AGFの島本憲仁社長、俳優の大沢たかおさん
左から味の素AGFの島本憲仁社長、俳優の大沢たかおさん

 新TVCMキャラクターには、「落ち着きと品格がある佇まいで、コーヒーを日常的に愛飲されている点に親和性を感じた」ことから俳優の大沢たかおさんを起用。

 CMでは「珈琲を、こころに。」をキーメッセージに掲げ、大沢たかおさんがハンドドリップでコーヒーを淹れると、ブランドカラーの青い空間に包まれて心が整う様子が描かれている。

 「発売当時から、青色を基調とした余白のあるパッケージが強みとなっている。今回のCMではブランドの本流であるレギュラーコーヒーに焦点を当てたが、インスタントやスティックブラックなどの商品をマルチに網羅しているため、さらなる展開も考えている」という。

 今後はキャンペーンや、CMと連動した五感で楽しめるイベントを計画。
 デジタルCMや屋外のデジタルサイネージ、大沢さんの映画出演に合わせた映画広告や店頭での訴求も予定し、消費者とのタッチポイントを増やしていく。

 スティックブラックを活用し若年層獲得を狙うアプローチや、来年には発売20周年を記念する企画も予定している。

 発表会に招かれた大沢たかおさんは「自分と対話するときにコーヒーを飲んでいる。『ちょっと贅沢な珈琲店』は、淹れたときの風味が心地良い」と語る。