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2025 / 11 / 23 日曜日
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逆光線(コラム)国難に向き合う政策を
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

国難に向き合う政策を

昨年同時期に自民党総裁選の動きについて取り上げたが、1年ほどで石破総理が退任を発表。奇しくも同じ流れで総裁選が行われることになった。なお、新総裁は自由民主党総裁選挙を通じて今月4日に選出される見通し。

▼国内情勢は依然として厳しさを増している。コメ不足に伴うコメ価格高騰をはじめ食品の値上がりは今も続いており、景気の停滞感は一向に解消されていない。ガソリンの暫定税率はようやく引き下げられる見通しとなっているが、その代わりとなる財源確保のための増税が検討されている。

▼その一方で、生活苦に直面する国民は増加傾向にある。経過措置であるとしても一時的な消費税の廃止や軽減税率の見直し、所得税の非課税基準における103万円の壁から178万円への是正、最低賃金の引き上げなど待ったなしの問題が山積している。

▼長引く政治不信で国民の政治に対する見方は冷めきっている。どなたが総理総裁になっても単なる自民党内の権力闘争で終わらせるのではなく、国民生活を良くするための国民のための政治を行ってほしいと切に思う。

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