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日本テトラパック 持ち運びOKな“LL牛乳” 常温保存で外出先でも活躍

日本テトラパックは9月4日、常温で長期保存できるロングライフ(LL)牛乳の魅力を紹介するイベントを都内で開催した。家庭での備蓄や外出時の携帯に加え、物流負担の軽減やフードロス削減など、社会課題にも貢献できる利点をアピールした。

国内の牛乳市場では約8割がチルド流通で、LL牛乳の流通量は2割程度にとどまる。同社調査では認知度は1割台と低く、冷蔵不要の利便性が十分に伝わっていない現状がある。鍜治葉子執行役員マーケティングディレクターは「常温で保存できる便利さを知って、日常生活に取り入れてほしい」と話した。

LL牛乳の一例
LL牛乳の一例

LL牛乳は140℃台の超高温瞬間殺菌(UHT)と無菌充填、光や酸素を遮断する6層構造の紙容器で、保存料なしでも常温で3〜4か月保存可能。災害時の備蓄やローリングストック、家庭での買い置き、外出時の携帯にも適している。カフェや外食では活用が広がりつつあるが、日本ではチルドの棚に置かれることが多く、消費者に冷蔵不要の利便性が伝わりにくい。利点が十分に生かされておらず、普及は発展途上にある。

張り込み現場を再現
張り込み現場を再現

イベントでは柳沢慎吾さんが「張り込み現場」を再現。刑事ドラマの定番「牛乳とあんぱん」について、元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏は「張り込みは体力勝負。栄養補給に牛乳は理にかなう」と解説。管理栄養士の小山浩子氏も「牛乳は低GI食品で眠くなりにくく、集中力が続く」と述べ、栄養面のメリットを強調した。

柳沢さんは「冷蔵不要でどこでも飲めるなんてびっくり。外出先でも気軽に栄養補給できるのがうれしい」と驚きを交えつつ、得意のパフォーマンスで会場を盛り上げた。

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