幼児向けカレーパウダー 植物由来の素材のみ ハウス食品

ハウス食品は「こどもカレーパウダー」を8月11日から発売した。1歳からの子どもに向けた植物由来の原料100%で作られたカレーパウダーで、手作りカレーやおかず、スープなど様々な料理に使える。計量スプーンも入れられ、量の調節がしやすい缶タイプで展開する。

「こどもカレーパウダー」は同社初の幼児向け純カレーパウダー。食塩不使用、植物由来の素材のみ使用、まろやかでやさしい風味にこだわり、一目で「子ども」向けと分かるネーミングとパッケージデザインを採用した。35g、税別参考小売価格348円。

唐辛子、黒胡椒も不使用で、オニオン、パプリカ、コリアンダー、桂皮を組み合わせ、異なる種類の優しい甘さを付与し、まろやかで子どもが食べやすく、うす味でも満足感がある風味にした。加熱加工したターメリックに加え、コリアンダーの配合量を調整することで苦みを抑え、冷めてもおいしく食べられるように設計した。

加熱加工したクミンがごはんの甘さを引き出すほか、スパイスの力と配合技術で野菜の苦手要素「青臭い・苦い・甘くない」をカバーし、カレー以外のレシピでも食べやすい製品に仕上げた。ブランドサイトでは、年齢に合わせたおすすめのレシピを紹介する。

ハウス食品は「こどもカレーパウダー」を投入する一方、「味付カレーパウダーバーモントカレー味」(56g、袋入り45g)と「味付カレーパウダージャワカレー味」(56g、袋入り45g)をリニューアルした。ルウブランドの良さを強化し、おいしさを向上。分かりやすいパッケージに変更した。