明治 “食後に合う”を体験訴求 渋谷で「明治ブルガリアアイス」配布

明治は6月27〜29日の3日間、渋谷スクランブルスクエア1階イベントスペースにて体験型サンプリングイベント「食後限定アイス屋さん 明治ブルガリア フローズンヨーグルトデザート」を開催した。“食後に合うアイス”としてさらなる認知拡大を目指し、約6000本を用意。会場は多くの若者や訪日外国人などで賑わった。

配布は「食後30分以内」を申告した人を対象に行い、来場者は受付で直前の食事ジャンル(和食・中華など)を答えた後、試食を通じて“食後との相性”を体感した。試食後は「食後に合うかどうか」をボタンで判定する仕掛けも用意し、ボタンを押すと「食後に合う〜」と音声が流れるなど、ユーモアのある演出で場を盛り上げた。タレント・ゆめぽてさん出演のWEB動画「#〆アイスはこれでした」のデジタル放映、フォトスポット、公式Xのフォローでステッカーを配布するSNSとの連動施策も展開した。

サンプリングの様子
サンプリングの様子

明治グローバルフードソリューション事業本部フローズン・食品事業部の種村祥吾氏は「濃厚さとさっぱり感を両立した本商品は、食後が最もその特長を体感しやすいタイミング。実際の調査でも高い評価が得られた」と企画背景を説明。直近の手応えについては「以前のサンプリングでは(新商品だと思って)発売時期を尋ねられるなど、まだまだ認知度に課題があった。今年に入るとそうしたことも減り、認知は着実に広がっている」と話す。

今後は“食後の〆アイス”を切り口に、SNS発信や店頭クロスマーチャンダイズなどのプロモーションを継続する。昨年は同社の「銀座カリー」とのタイアップした店頭試食やカレーイベントでの提供も実施し好評を得たことから、“食後アイス”のさらなるニーズの取り込みを図る。

「食後に合うか」の判定ボタン
「食後に合うか」の判定ボタン

「明治ブルガリア フローズンヨーグルトデザート」は、独自のアイス専用ヨーグルトを使用し、コクのある味わいとなめらかな食感が特長。日本味覚協会との調査(20〜50代男女118人対象)では、86.4%が「食後に合う」と回答し、「甘味」「さっぱり感」「なめらかさ」の3要素で高い評価を獲得している。