6.7 C
Tokyo
2.2 C
Osaka
2025 / 12 / 29 月曜日
ログイン
English
流通・飲食大阪府食品卸同業界 万博からIRへ入念な準備を

大阪府食品卸同業界 万博からIRへ入念な準備を

大阪府食品卸同業会は6月25日、定時総会を帝国ホテル大阪で開催し、会員、賛助会員から114社(委任状含む)が出席した。

冒頭、緒方学会長(伊藤忠食品常務執行役員第二部門長)は「関西地区は万博真っ盛り。その後の2030年にはIRリゾートの開業が予定され、新規雇用は9.3万人、経済効果は1.1兆円と試算されている。食品・酒類の提供に入念な準備をして臨みたい」とあいさつした。

総会では、奥田耕策副会長(大平社長)から前年度活動報告、今年度活動計画案が述べられた他、各担当から収支決算、収支予算などが報告された。また、役員・監事改選では、役員を務める全社が再任した他、会員数は、ブルボンの退会により、25年4月時点で正会員21社、賛助会員112社の計133社となった。

閉会にあたり、アサヒ飲料矢島悟史執行役員近畿圏本部長のあいさつに続いて、日阪俊典副会長(大物社長)が「京滋地区の同業会が解散し、食品卸同業会では全国で唯一となった。卸売業の売り方、売り先、売る物が大きく変化する中で、われわれの役割も変化し続けている。そういった中、当会は正会員向け勉強会を開催するなど活動も活発になってきている。引き続き積極的な参加をお願いしたい」と促した。

また、総会に続いて、日本加工食品卸協会の時岡肯平専務理事が「加工食品サプライチェーンの現状と課題」を演題に活動報告等を行った。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。