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日本酒「原料米の先行きに不安」 安定確保へ支援訴え 日本酒造組合中央会総会で大倉会長

日本酒造組合中央会は6月5日、第72回通常総会を都内で開催し、前年度事業報告・決算報告、今年度特定事業計画・収支予算案を承認した。

総会の冒頭、大倉会長は「昨年12月にわが国の『伝統的酒造り』がユネスコ無形文化遺産に登録された。その技と文化を次世代に継承していくとともに、国内外に向けて『國酒』の魅力を発信していく」とした一方、「昨年来の『令和の米騒動』により主原料のコメ価格が急騰、会員蔵元の経営を脅かしている。これまで酒造好適米や加工用米については継続的な取引を行ってきたが、農家の方々の主食用への転作が現実味を帯びている。各蔵では國酒を作れなくなるという不安が高まっている」と危機感を表明。出席した国税庁や農林水産省の幹部を前に「國酒製造に欠かせない原料米を適正な価格で安定的に確保できるよう特段の支援をお願いしたい」と呼びかけた。

需要振興策は6月14~15日に「國酒フェア」を大阪で初開催。各都道府県の酒造組合が日本酒45ブース、本格焼酎・泡盛12ブースを構え試飲販売などを行う。期間中に日本酒セミナーを8回実施するほか、伝統的酒造りを紹介するコーナーも設ける。

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