アサヒ飲料は6月4日から5日の間、東急プラザ銀座(東京都中央区)地下2階銀座駅改札前イベントスペースで、本物の木と融合した特別仕様の「CO2を食べる自販機」を展示した。
5日の「世界環境デー」に合わせて同自販機の認知拡大を目指すのが目的。
4日、イベント会場で取材に応じた峯澤和裕未来創造本部CSV戦略部プロデューサーは「自販機という身近な存在を通して環境への配慮を呼びかける」と力を込める。
今年は認知拡大に向けて、3月末に「木のように、CO2を食べる自販機。」というメッセージを掲げた新聞広告を中部エリアに出稿。今回のイベントでは、そのメッセージを具現化した。
イベント会場では、展示している同自販機をSNSに投稿した人を対象に、2日間で合計300本の「おいしい水 天然水 シンプルecoラベル」を配布した。
同自販機は、自販機にCO2吸収材を搭載しCO2を吸収したCO2吸収剤を肥料やコンクリートなどの工業原料に活用することを目指したもの。
1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%を見込み、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当する。
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