ポッカサッポロフード&ビバレッジの「北海道コーン茶」が好調だ。
「2021年以降右肩上がりが続いており、2025年の販売数量は前年比2桁増と大幅に伸長した。2026年に入ってからもこの勢いが続いている」と胸を張るのは高井朋子マーケティング本部ブランドマネジメント部マネージャー。
好調の背景には、コーン茶市場の拡大と秋冬でも需要が下がりにくい独特の味わいがある。
2025年にはPB商品を含む競合品が多数発売されたことで、コーン茶の市場全体が拡大。コーン茶を知りトライアルする人が増えたことで、ユーザーの裾野が広がったという。
「引き続き若年女性を中心に、男性や上の年代の方にも幅広くユーザーが増えた」との手応えを得る。
同社はアイス・ホット兼用の275mlサイズも展開していることに加え、「北海道コーン茶」ならではの味わいによって、寒い季節でも底堅い需要を獲得しているという。
麦茶などの無糖茶は止渇性が高い分、秋冬は需要が落ちやすい。
「北海道コーン茶」は甘香ばしい味わいで落ち着いた飲み心地が支持され、秋冬の水分補給としても選ばれている。
「一日の水分補給として朝に購入されるだけでなく、夕方から夜に購入されることが多いのも特長。ノンカフェインで、味わってリラックスされるために買う方が多いようだ」と語る。
家庭用製品だけでなく、業務用製品も2025年は前年比2桁増で着地した。
業務用製品では、焼肉店を筆頭に韓国料理店や居酒屋で導入が広がっている。緑茶割りなどは苦戦する中で、コーン茶割りやジャスミン茶割り、紅茶割りは20~30代の若年層を中心に伸長しているという。
外食でのコーン茶の広がりについては、「健康的なイメージや、香りによる落ち着いた飲み心地が支持されているのではないか。飲食店でコーン茶を知ってペットボトルでも飲み始めたり、逆に店頭の商品でコーン茶を知って飲食店でも飲んだりと、良い流れがみられている」と述べる。
エリア別では、特に北海道や首都圏の飲食店での採用が顕著だという。
「北海道旅行でコーン茶を知って、帰宅後も飲用するようになるという流れも数年前から継続して起きている」と述べる。



