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サントリー、熱中症対策へ水分補給に加えて日傘の活用を提案 「GREEN DA・KA・RA」草彅剛さんの新CMなどで啓発強化

 サントリービバレッジ&フードは「GREEN DA・KA・RA」ブランドで「こども気温」と称する熱中症対策啓発活動の一環として水分補給に加えて日傘の活用を提案していく。

 同社は、地面の照り返しの影響差などにより、子どもの高さで計測した温度が大人と比較して7℃程度高くなる子ども特有の暑熱環境を「こども気温」と表現して2023年から啓発している。

 夏の暑さが年々過酷化する中、親子の外出や夏ならではの体験機会が制限されつつあることを受けて「持ち歩ける日陰」として日傘に着目した。

草彅剛さんにオリジナルの折りたたみ日傘をプレゼントする皆福(かいふく)哲哉ブランドマーケティング本部部長(右)
草彅剛さんにオリジナルの折りたたみ日傘をプレゼントする皆福(かいふく)哲哉ブランドマーケティング本部部長(右)

 4月27日、発表会に臨んだ皆福(かいふく)哲哉ブランドマーケティング本部部長は「『大人から子どもまで安心して飲める、心とカラダにやさしい水分補給飲料』というコンセプトはそのままに、夏を快適に乗り越えることへの応援が新しいプロジェクトに加わった」と語る。

 新プロジェクト名は「おやこひがさ大作戦!」。

 「おやこひがさ大作戦!」では、全国6カ所のレジャー施設と連携し、親子おそろいで使える約1万本のオリジナル日傘を4月28日から約4か月間にわたり無償で貸し出す。

 加えて、各レジャー施設では、親子で熱中症対策を楽しく学べるイベントも期間限定で実施する。

 イベントでは、スタンプラリー参加者の中から抽選でオリジナルの折りたたみ日傘をプレゼントするほか、熱中症対策や日傘の使い方を学べるレクチャーやスタンプラリー、「GREEN DA・KA・RA」本体と「GREEN DA・KA・RAやさしい麦茶」のサンプリングを実施。サンプリング本数は2000分ずつ計4000本を予定している。

おやこひがさ使用イメージ、イベント仮設ブース
おやこひがさ使用イメージ、イベント仮設ブース

 レジャー施策以外での啓発も計画する。

 稲垣亜梨沙ブランドマーケティング本部課長は「全国6カ所のレジャー施設では、象徴的な場として日常で思い出に残るような形で日傘を体験いただきたい。夏頃にかけて、もう少し日常の場でも体験いただけるような施策を予定している。日傘が当たる消費者キャンペーンも実施していきたい」と述べる。

 5月1日には、草彅剛さんを起用した新TVCM「お天道様と日陰」篇を順次放映開始する。

 同CMでは、草彅剛さん扮するキャラクター「やさしいマン」が涼しげな浴衣に身を包み、日傘を使ったグループダンスを披露。「GREEN DA・KA・RA」と日傘で暑さ対策をしながら前向きに夏を楽しむというブランドの世界観と「猛暑をいっしょにのりこえよう!」というメッセージを訴求する。

左から門馬氏、平野氏、皆福部長、稲垣課長、三宅氏、武田氏、新里氏
左から門馬氏、平野氏、皆福部長、稲垣課長、三宅氏、武田氏、新里氏

 同社が、4歳から小学3年生の子どもを持つ20歳から49歳の男女400人を対象に2月27日から3月2日にかけて実施した独自調査によると、昨夏、暑さを理由に「子どもや親子での外出を控えた」「レジャー施設(遊園地・動物園など)へ行くのを控えた」と回答した人は全体(n=368)の約7割を占めた。

 一方で、体温上昇を抑える効果ができ熱中症対策として有効か選択肢の一つである日傘の活用が十分に広がっていないことも判明。同調査で「子どもに日傘を持たせている」と回答した人は2割以下にとどまった。

 なお、発表会には、以下の各レジャー施設の代表者が登壇して施設の魅力や貸し出されるオリジナル日傘への期待を語った。

 ――八木山動物公園フジサキの杜(宮城県)の門馬正樹園長
 ――静岡市立日本平動物園(静岡県)の平野英彦園長
 ――ひらかたパーク(大阪府)の三宅裕一園長
 ――グリーンランド(熊本県)の武田晃一園長
 ――沖縄こどもの国(沖縄県)の新里(しんざと)智昭園長

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