15.6 C
Tokyo
16.9 C
Osaka
2025 / 11 / 05 水曜日
English
飲料系飲料「サントリー天然水 きりっと果実」好調 2024年販売数量は2ケタ増の1200万ケースを突破
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

「サントリー天然水 きりっと果実」好調 2024年販売数量は2ケタ増の1200万ケースを突破

 「サントリー天然水 きりっと果実」が好調に推移している。

 「オレンジ&マンゴー」と「ピンクグレープフルーツ&マスカット」の2品計の2024年販売数量は前年比2ケタ増となり1200万ケースを突破した。

 牽引役は「オレンジ&マンゴー」。
 2品とも“果実の満足感”と“すっきりとした飲み心地”を追求した果汁飲料で、開発にあたっては果汁が持つ栄養・健康価値に着目した。

 健康価値のある果汁飲料としてすっきりとした飲み心地との両立を図るべく、「サントリー天然水」が長年培ってきた“水源にこだわった清冽なおいしさ”のブランド資産を活用したところ、これが支持されている。

 取材に応じた佐藤匡マーケティング本部課長は「無糖化や糖の摂取を控える避糖化が主流ではあるが、時には甘いものを飲みたい気持ちになるときがある。そのときに、素材のおいしさによる満足感がしっかり得られるほか、栄養も摂れ、天然水仕立てでヘルシーに飲めるという認識を持たれているのが、ここまで大きくなった要因だと考えている」と語る。

 休憩時といったオフタイムに加えて、仕事中などのオンタイムで多くの需要を獲得できている点も好調要因に挙げる。
 「果汁飲料や有糖炭酸は夕方やオフタイムに飲まれることが多いのに対して、『きりっと果実』は大人の方が朝とオンタイムに飲まれる傾向にある」と説明する。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点