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サントリー食品、売上収益と各段階利益が過去最高を記録 牽引役は日本 500mlPETと「特茶」の好調に加えて価格改定が奏功

 サントリー食品インターナショナルが2月13日に発表した前期(12月期)連結業績は、売上収益と各段階利益が過去最高を記録した。

 前期業績について、この日、決算説明会に臨んだ小野真紀子社長は「売上収益は全社でコアブランドに集中する活動を徹底したことに加えて、価格改定を含めたRGM(収益を伴った売上成長戦略)が寄与して増収した。既存事業ベース営業利益は全セグメント(日本・APAC・欧州・米州)で増益となり、原材料高、ブランド投資強化によりコスト増となったが、増収効果とコストマネジメントの徹底によりコスト増分を吸収した」と説明する。

 各セグメントについては「日本がやはり大きく牽引した。アジア(APAC)も、苦戦していた健康食品事業とベトナムが大きく回復。欧州は昨年、マクロの経済環境がよくなく売上収益は少し苦戦したが、コストマネジメントなどが上手くいき増益となった」と振り返る。

 日本の好業績には、売上構成比を大型PETから中型PETへシフトする容器ミックスの改善や猛暑の追い風、価格改定が貢献した。

 日本について、内貴八郎取締役専務執行役員SBFジャパン社長は「日本の収益は、前年比3%増となった売上収益の増加が大きかった。その中で、500mlPETの伸長とトクホ茶飲料・伊右衛門『特茶TOKUCHA』(特茶)の好調が効いて容器ミックスが大きく改善した。価格改定も完遂でき、その効果として昨年度は85億円とみている」と説明する。

 前期連結業績は、売上収益1兆6968億円(前年比6.6%増、為替中立2.7%増)、営業利益1602億円(13.1%増、為替中立7.1%増)、既存事業ベース(譲渡事業の損益影響などを控除した値)営業利益1679億円(14.9%増、為替中立8.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益935億円(13%増、為替中立7.8%増)。

 既存事業ベースのセグメント別売上収益は、日本7318億円(前年比3.3%増)、APAC(アジア・オセアニア)4009億円(11.4%増、為替中立6.0%増)、欧州3681億円(8.5%増、為替中立0.0%)、米州1948億円(12.7%増、為替中立4.5%増)。

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