チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会はこのほど、東京都渋谷区で「チーズフェスタ2024」を開催。入場無料の一般消費者向けイベントで、延べ3600人超が来場。世界各国の多様なチーズや海苔とのコラボメニューを楽しんだ。
会場で販売されたのは、オーストラリア、ベルギー、ギリシャなど約20か国の輸入チーズと国産チーズあわせて約300種類。来場者たちは試食を味わいながら熱心に見比べていた。
今年は海苔関連の提案が多く、試食コーナーでは「海苔で健康推進委員会」と「全国餅工業協同組合」が海苔・餅・チーズのコラボメニューを提供。初日のステージには「チーズが決め手!ネオ磯辺巻き!」と題して、武蔵野調理師専門学校の学生らと料理家のぐっち夫婦さん、「あきはばら駅クリニック」の大和田潔院長が登壇した。
プレゼンしたのは学生考案の「メンタイマヨチー磯辺」とぐっち夫婦考案の「しらすとモッツァレラチーズのピザ風磯辺」で、大和田院長は「海苔の食物繊維は胃腸にやさしい」と栄養面での特長を評価した。
チーズを使ったレシピを競う恒例の「チー1グランプリ」(第13回)では、応募総数1371点の中から「岩国蓮根とカマンベールチーズの明太子ピザ」がグランプリを受賞。プレゼンテーターを俳優の峰竜太さんが務めた。
会場にはチーズに関するパネルや、チーズ情報の冊子、業務用商品なども展示して、消費者のチーズ理解増進を促した。