「フレイル予防推進会議」はこのほど第2回総会・シンポジウムを開催。自治体や産業界が連携して、高齢者のフレイル予防に関する普及啓発に取り組んでいくことを宣言した。
日本は人生100年時代を迎え、2025年以降は85歳以上の高齢者が急増すると見込まれている。急速な高齢化に対応するため、地域全体でフレイル予防に取り組む「ポピュレーションアプローチ」が不可欠とされている。同会議では、フレイル予防に取り組む自治体と産業界が連携して、高齢者のフレイル予防に関する啓発活動を協力して推進する。
同会議にはイオン、キユーピー、マルタマフーズ、伊藤ハム、日清オイリオ、ニッスイ、ニチレイフーズ、はごろもフーズ、フジッコ、明治、ロッテが構成員として参画している。
日清オイリオでは、高齢者の低栄養・フレイル予防に向けて、脂質栄養の知見を軸とした商品サービスを提供。はごろもフーズは、主力製品の「シーチキン」などを通じて、たんぱく質でフレイル予防に貢献する取り組みを推進している。