ハナマルキは業務用製菓原料ブランド「フィアンティーヌ」シリーズの新商品として小容量タイプの「フィアンティーヌ40g」を10月から発売した。100g、1㎏、5㎏などの大容量で販売していたが、使い切りやすい小容量タイプのニーズがあるため、小容量の40gでの販売を開始した。
フィアンティーヌはサクサクとした軽い食感に焼き上げた生地を使いやすいフレーク状にしている商品。フランスでは定番の製菓原料で、やさしい甘味とひかえめなバターの風味と食感が、様々なおいしさを引き立てる。同社の「フィアンティーヌ」は豊富なカラーとフレーバーのラインアップが特徴。多くの菓子メーカーでの採用が進んでいる。
ハナマルキは1984年に製菓原料事業を立ち上げて「クレープシート」の製造をスタート。2004年に「フィアンティーヌ」シリーズの製造を開始した。当時フランス産のものが主流の中で国内メーカーからのニーズが高まり、発売以来順調に売上を伸ばしている。