10.2 C
Tokyo
9.8 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム雪印メグミルク 神戸工場閉鎖へ 京都に生産機能集中

雪印メグミルク 神戸工場閉鎖へ 京都に生産機能集中

雪印メグミルクは26年度上期(4~9月)中をめどに、神戸工場の生産を終了する。同年3月からは、京都工場池上製造所(京都府南丹市)の既存の空きスペースを活用し、神戸工場の牛乳・乳飲料の生産機能を集約する。投資額は約24億円。

関西地区は現在、京都工場・京都工場池上製造所・神戸工場の3工場生産体制。神戸工場閉鎖後は京都の2工場体制となる。神戸工場は当面チルド商品などの配送拠点として活用する。

同社はグループ中期経営計画2025で「白物拡大を前提とする市乳事業の成長」を戦略課題の一つに掲げる。今回の設備投資は、市乳事業の強靭性の獲得へ向けて収益基盤の強化と「生産体制の進化」を実現し、成長を牽引する事業へと構造転換を進める取り組みの一環。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。