雲海酒造「登喜一」 全国新酒鑑評会で金賞

雲海酒造(本社・宮崎市、佐藤正社長)は、独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催で行われる「令和5酒造年度(2023酒造年度)全国新酒鑑評会(7月1日~翌年6月30日を1年とする製造に関する年度)」で同社の綾蔵から出品した大吟醸「登喜一(ときいち)」が金賞を受賞した。

「全国新酒鑑評会」は全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会。その年に製造された清酒を全国的に調査研究する。製造技術と酒質の現状や動向を明らかにし、清酒の品質、製造技術の向上、国民の清酒の認識を高めることを目的に行われている。今年は全国の蔵元から清酒828点が出品され、入賞酒392点の中から金賞酒195点が選出された。

「登喜一」は日本名水百選に選ばれた宮崎県綾町に構える雲海酒造の綾蔵で製造。日本有数の照葉樹林が生み出す清らかな水を仕込み水とし、蔵人達が匠の技で醸し上げた珠玉の酒で華やかな吟醸香とすっきりとした飲み口、芳醇な味わいが特徴。なお、今回で13回目の金賞受賞となる。

「今回の金賞受賞を励みにこれからも品質を第一に『酒造り』のより一層の向上を図り、お客様に喜ばれる商品造りを続けていく」(雲海酒造)としている。