屋上ビアガーデンに「サントリー生」登場 女性、若年層が増加

サントリービル屋上ビアガーデン(大阪市北区)が4月26日、オープンした。ビールは「ザ・プレミアム・モルツ」に加え、3月から瓶と樽の展開を始めた「サントリー生ビール」を提供。さらに「ビアボール」や「翠」、支持が強まるノンアルコール飲料も充実させている。

食事は3種類のバーベキューのほか、1~2か月ごとに変わるコースメニューを用意。ドイツ、韓国、メキシコをテーマにビールと相性の良い料理を提供する。飲み放題で5千~7千円となっている。

昨年からフルシーズンでの営業を再開。運営するダイナックでは「客数・売上ともほぼコロナ前の水準に戻った」とする。大きく変わったのは客層で、コロナ前は2割だった女性客が4割に高まった。同時に若年層も増えている。

今年は初めてゴールデンウイーク期間中に昼間の営業を実施し、ファミリー層の取り込みを図った。営業時間は17~21時、6月以降は22時半まで。

なお、業務用の展開がスタートした「サントリー生ビール」の状況については「3月末までに約1万3千店へ導入が進み、良いスタートが切れた」(サントリーホールディングス)としている。ゴールデンウイーク期間中は全国各地のイベントなどに参加し、販売数量は前年比2割増を見込む。