「スマドリ」若者にじわり浸透

アサヒビールと電通デジタルが2022年に共同で設立したスマドリ社は、お酒を飲む人・飲まない人、飲める人・飲めない人、飲みたい時・飲めない時など、様々な選択肢による飲み方をスマートドリンキング(スマドリ)として提案。若年層を中心に、新しい飲み方としてじわじわ浸透しているという。自分の体質や気分によってお酒やノンアルを選択する動きも広まっている。

▼この動きは、お酒にかかわらず食品全般にも広がりそうな気配だ。今は新入社員の歓迎会が盛んだが、食事に関する制限のある人のうち、「食の制限」が理由で食事会がストレスだと感じている人が68.6%もいるという調査結果もある(テーブルマーク調べ)。

▼ストレスを感じる理由として、「食べるものがない」「動物性食品の摂取を控えている」などが挙がっている。幹事が店を選ぶ際に、こうした動きへの配慮も必要だということか。

▼お酒が大好きで食べるのも大好きな幹事には、少ない予算でここまで考えなければならないのは違った意味でストレスだろう。多様性の時代が到来し、幹事は新たな意味で店選びに苦労するようだ。

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