日本アクセスは、4月1日から「服装・身だしなみルール」を改定した。
社員が健康的で働きやすい職場環境づくりと、従業員の価値感や多様性を尊重し、個々の志向に合わせて服装を尊重する世の中へ変化してきたことをふまえ、服装ルールを緩和した。
改定に先立ち2~3月にトライアル運用を実施。「食品を扱う会社としてビジネスにおけるTPOをわきまえ、取引先や職場で共に働く人に対して失礼がない、不快感を与えないと十分に自信の持てる服装・身だしなみであること」を基本的な考え方として、各部署の業務にふさわしい服装を自ら考えて運用することを目指し、4月1日から正式にルールを改定。内勤者を中心に、カジュアルな服装で勤務する社員の姿も多く見られた。
大手食品卸では、こうした服装のカジュアルルール導入は初という。同社では、社会の価値観の変化への適応とともに、「服装に関する社員の選択肢を増やし自己決定の機会を創出することが、『変革と挑戦』の風土醸成につながることを期待している」という。